運営者紹介
特定非営利活動法人石見銀山資料館は、石見銀山資料館を拠点に石見銀山に関する調査研究、資料の整理・保存、展示公開及び教育普及活動を行う団体です。当法人が設置・運営する石見銀山資料館は、大森町民による明治時代に建てられた旧邇摩郡役所の建物の保存運動を契機に設立された民間の資料館です。任意団体の時代を含め半世紀近くに亘り地域文化の保存と継承に尽力してまいりました。
当法人では、このような長年の博物館活動の経験から「教育の機会均等」は学校に限らず、社会全体においても保障されなければならないと考えています。特に世界遺産である石見銀山遺跡での学びは、持続可能な社会の実現に向けた重要な活動となり得ることから当法人では、国や地域、国籍、人種、言語、年齢、性別、障がいの有無、にかかわらず誰もが等しく世界遺産石見銀山遺跡での学びを享受できる環境を目指して「学びのバリアフリー」を提唱し、その実現に取り組んでいます。今後は、熊谷家住宅をはじめとする指定管理施設でもこのような取り組みを行ってまいりたいと考えています。
熊谷家住宅は、昭和のくらし博物館館長の小泉和子先生の指導のもと、合同会社家の女たちの皆様によって長く管理・運営が行われ、その活動は文化財の活用事例としては全国的にも注目されています。これまでの活動を継承するとともに、調査研究や教育普及活動の充実を図ってまいりたいと存じます。
当法人は、多くの皆様から支持される組織と施設の運営を目指しています。お気軽にお越しいただければ幸いと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人石見銀山資料館
理事長 仲野 義文
石見銀山資料館(https://igmuseum.jp/)